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秀吉唯一の失敗。

2015.02.22
| ビジネス

起業家支援に命を懸ける会計士の梅川です。

歴史に「たら、れば」はタブーと言われていますが、歴史の重要な「たら」に豊臣秀吉が徳川家康を討ち滅ぼしていたら、があります。

豊臣政権が秀吉一代で滅んでしまったのは誰もが知るところですが、それを滅ぼして江戸幕府を開いたのが他ならぬ家康です。

秀吉存命の頃から、家康は天下を狙っているからだまし討ちでもとにかく彼を葬ってしまえ、というのは豊臣政権の重臣の間では常識だったようです。

テレビドラマの「軍師 官兵衛」でも、石田三成が秀吉に家康打つべし、と注進する場面がありました。

秀吉は当然、武家政権の先輩である平家や源氏が一代で滅んだのを知っていたはずです。

そして平家が滅んだ原因は政敵であった源氏の子孫を根絶やしにしなかったことに知っていたはずです。

また、源氏も有力な家来であった北条氏に乗っ取られたことも知っていたはずです。

秀吉ほどの権謀術数に長けた戦国武将がまさか家康の表面的な服従を100%信頼したなど考えられません。

まさに家康は豊臣政権の仮想敵なわけです。

明智光秀に殺された信長は、実は徳川家康を滅ぼそうとしていたという有力な説があります。

信長と家康はドラマなどでは、同盟者として演じられています。

確かに2人の同盟関係は10年以上続いたものですが、それも共通の敵であった武田信玄がいたからこそです。

もともと織田家と家康の松平家は隣国同士で、領地を巡って祖先から戦をしていた間柄です。

心情的にはとても「同盟」関係ではなかった訳です。

武田家滅亡後、利用価値が無くなった家康を信長が邪魔者と考えて滅ぼそうとするのは当然と言えば当然です。

信長の近くに仕えていた秀吉もそのような信長の考え方は十分理解していたと思われます。

よく知られているように、秀吉の政策はことごとく信長のそれをそっくりまねたものです。

であるにもかかわらず、全国統一を果たした秀吉が、なぜ危険な家康を滅ぼそうとしなかったのか。

なぞはなぞですが、実は同様のことが多くの企業経営者にも言えます。

成功した経営者はだれでも自分の会社を身内、できれば子供に継がせたいと考えますし、会社を未来永劫繁栄させたいと願います。

しかしなかなかそれが叶わない。

「当然やるべきことを当然のようにできていないから。」

家康は地味で今ひとつ人気がありませんが、先人の失敗をことごとく潰して長期政権の基礎を作ったということで学ぶべきところが多いようです。

 今日も読んでいただいてありがとうございました。

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