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税務調査も交渉です。

2014.06.23
| 税金・会計

起業家支援に命を懸ける会計士の梅川です。

税務調査はどの社長にとっても嫌なものです。

イメージとして税務調査は、怖い、厳格、必ずお土産が必要、さんざん脅かされるなどいいイメージがありません。

しかし、明らかな「脱税」さえしていなければ、税務調査は何ら恐れる必要はありません。

白は白ですし、黒は黒です。

誰にでもミスはあります。

意図して売り上げをごまかすつもりがなくとも、期末の売上伝票が漏れることはあります。

また、同じ備品を購入して、領収書とクレッジとカードの明細で二重に経費を計上してしまうこともあります。

これは誰がどう見ても「誤り」ですから「黒」、どんなにごねても見逃してもらえることはありません。

一方、制度として認められた節税法もあります。

小規模企業共済や出張の「日当」、会社で契約した「社宅」などは代表的な節税法です。

明らかに「白」ですから、運用方法さえ間違えていなければ問題になることはありません。

問題になるのはいわゆる白でもない黒でもない「グレーゾーン」です。

特に社長が「個人的に」つかった領収書や家族への支払いが問題になります。

大型薄型テレビを会社の費用で購入しているのに社長の自宅に置いている。

社長の奥さんを役員にして役員報酬を月30万円払っているが、役員としての仕事をしている形跡がない。

などなど。

グレーゾーンでは、納税者側でも経費となる確たる証拠を持っていませんが、税務署も経費を否認する確たる証拠を持っていません(だからグレーです)。

後はいかに粘るかと「交渉」です。

過去のメルマガでも紹介していますが、税務署の調査官のノルマは「件数」であって「金額」ではありません。

もちろん、調査官にとって追徴税金をたくさん取れれば評価は良くなります。

しかし、すべての調査官が「出世」を強く望んでいるわけではありません。

普通にサラリーマン的に調査を長引かせることなく早く終わらせようとします。

そこに「交渉」の余地ができます。

5つの指摘事項があったら、そのうち2つは認める(修正申告に応じる)から今回の調査は終わりにしてほしい。

などです。

もちろん、グレーゾーンでは「妥協しない」もありです。

時間と交渉が長引くことによる精神的苦痛が気にならなければあくまでも「修正申告に応じない」で押し通せます。

ちなみに、私は先日高速道路で覆面パトカーを追い越してしまい、30キロオーバーで捕まってしまいました。

これでは一発免停なのでダメもとで、「私は営業で車を使っているので免停だけは勘弁してほしい、なんとか10キロオーバー位にして下さい。」といったところ、

「しょうがないな。では、19キロオーバーにしておくよ。」ということで免停を免れました。

税務調査も同じです。

「デパートでは値引き交渉はできない。」はウソですから。

本日はお読みいただきありがとうございました。

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