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電子申告あれこれ。

2015.02.19
| 税金・会計

起業家支援に命を懸ける会計士の梅川です。

皆さんはe-taxというのをご存知でしょうか。

国税が10年ほど前から総力をあげて取り組んでいる電子申告のシステムです。

発足当初はいかにもお役の作ったシステムらしく使いづらく、これでは普及はおぼつかないと思ったものですが、現在では非常に使い勝ってがよくなりました。

IDとパスワードさえ登録してしまえば、後はネットで申告書を送信するだけです。

これは本当に便利です。

電子申告は会計事務の仕事を画期的に合理化しました。

私ども事務でも法人、個人の確定申告はほぼ100%電子申告を利用しています。

いまやよほどレトロな会計事務でない限り、電子申告に対応していないところはないでしょう。

会計事務にとって電子申告が便利なのは、申告書に会社代表者の署名捺印が不要なことです。

かつては、紙で分厚い申告書を印刷してわざわざ顧問先の会社にお邪魔して印鑑をもらいにいったものです。

さらにその申告書を税務署まで持っていって届け出るか、書留で郵送していましたからその手間と費用も馬鹿になりませんでした。

確定申告には「期限」がありますから、その手間を考慮すると期限の数日前にはすべて完成して会社の了解を取っておく必要がありました

ところが、いいのか悪いのかわかりませんが、電子申告になってからは、申告期限の当日に「追加の領収書」を持ってこられても事実上対応できるようになってしまいました。

実は合理化ができたのは会計事務や納税者だけではありません。

そもそも電子申告のシステムは税務署の作業を合理化するために作られたものです。

お上が納税者や税理士の利便性のために多額の投資をする訳がありません。

かつては紙で提出された申告データを税務署の職員やアルバイトがすべてシステムに手入力していました。

それが今では、電子データで送られてきますからそのまま国税のシステムに取り込むことができます。

税務調査に行くための対象者の絞り込みも楽になったという話です

ところが不思議なことに税務署に行くと職員のデスクにはほとんどパソコンがありません。

たしかに税務署とのやり取りは一切メールが使えませんし、税務調査の現場でもやりとりはほとんど手書きの紙です。

やはりセキュリティを配慮してのことか、税務署の職員に世間話で聞いたところ、

「ただ遅れているだけです。」

やはりお役ですね。


今日も読んでいただきありがとうございました。

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