中小企業・起業家をとことんサポートする 梅川公認会計士事務所

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「安くすれば売れる」

これをディスカウント症候群というそうです。

企業にとっては、「致命的な病気」とも言えるようです。

実は、わたしもディスカウント症候群にかかってしまった一人です。

商品やサービスの差別化、高付加価値化は難しいものです。

特にコモディティ化している分野では、価格を高くする「理由」を見つけにくいのです。

私たちが行っている記帳代行も決算申告も誰がやっても基本的には、同じ結果、成果物しか出ません。

であれば、少しでも安く済ませたいというのが人情です。

ネットで検索すれば簡単に「最安値」の業者を見つけ出すことができます。

そこで少しでも売上（数量）を増やそうとして「安売り」をしてしまう訳です。

ところが、ここからが大変。

確かに売上「数量」は増えるかもしれません。

が、売上金額がなかなか増えない。

増えたとしても利益が出ない。

残念でした。

値下げして潰れる会社はあるが値上げして潰れる会社はないそうです。

近所の寿司やの親父が言っていました。

研究のため、人気の寿司やを定期的に食べに行くそうです。

結論は、「ネタが同じなら同じ寿司を出せる」そうです。

たしかに握り方に差はあるかもしれませんが、ネタが同じならたいした差は出ないでしょう。

ところが銀座の寿司やは、ネタは同じでも値段は倍以上だそうです。

逆に銀座の「安い寿司や」は、はやらないとのこと。

もちろん安い寿司を食べたい人も大勢いるでしょうが、中には少なからず「高い寿司」を食べたい人もいる。

ここら辺にヒントがありそうです。

今日も読んでいただきありがとうございました。

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