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税務署から指摘がなかった!本当にいいんですか?

2014.06.26
| 税金・会計

起業家支援に命を懸ける会計士の梅川です。

税務調査では、調査の結果、なんの問題も見つからなかった場合を「申告是認」と呼びます。

勲章のようなものです。

しかし私は申告是認を素直に喜ぶことはできません。

私は、少々ひねくれているのかもしれません。

もちろん脱税を勧めるものでは絶対にありません。

ですが、税務調査では「必ずお土産が必要」といわれるように、普通に職務熱心な調査官であれば何かしら指摘事項を見つけるものです。

営業マン経験者なら誰でも同感だと思いますが、一日営業活動をして上司に「本日の成果は0です」、とはなかなか言いにくいのです。

ことの良し悪しは別として、やましい事情のある会社では税務調査が入るとわざわざ事前に「お土産」を用意しておいて早々と帰っていただくという裏ワザまで行います

税の世界では、必ずグレーの部分が存在します。

たとえば交際費、あるいは会議として計上した飲み代。

実は高校の同級生と飲みに行きましたという場合。

高校の同級生と飲むことがどうして会社の売上に貢献するのですか

あるいは、社長の奥さんを役員にして、役員報酬を払っている場合。

なぜ、出社の事実もない家庭の主婦が会社の経営に参画できるのですか、などなど。

何度も書いてきましたが、税理士は会社の税金のことに関してはかなり保守的なのが一般的です。

グレーな節税は絶対に勧めないはずです。

それも仕方のないことで、税理士は税務署の監督下にありますから好んで税務署と事を構えるようなことはしません。

グレーな経費は、「ダメです」というのがまともな税理士です。

もちろん会社にはそれぞれ個別の事情がありますので、一概には言えませんが、税金は払い過ぎても何の得にもなりません。

あくまでも「適正な納税」が行われるべきです。

架空の領収書や、100%プライベートな経費は問題外ですが、多少なグレーな経費は会社の経費としても問題ないと思います。

税務調査で指摘されたら、堂々と反論すればいいのです。

後ろめたくなければ、修正申告には応じないで「更正してください」で終わりです。

何度も書いていますが、たとえ更正処分になっても加算税を含めて納める税額は変わりません。

その後、税務署から何かしら不利な取り扱いを受けることもありません。

必要以上に税務調査を恐れて「無駄に」税金を納める必要はないのです。

判断をするのはあくまでも会社です。社長です。

堂々と主張すべきは主張しましょう。

今日も読んでいただきありがとうございました。

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