中小企業・起業家をとことんサポートする 梅川公認会計士事務所

起業家支援に命を燃やす会計士の梅川です。

中小企業白書を読みました。

中小企業は、存続するために常に壁にぶち当たっているのだなとつくづく思います。

企業経営に上がりはありません。今、どれだけ売れている商品・サービスでもいつかは成長の限界が来ます。

常に次の時代に稼げる新事業、新商品を開発しなければなりません。

中小企業の社長の悩みは、3つ。「売上」「お金」「人」です。

3つの悩みを解決します、とうたうセミナーは集客できるようです。

会社はまず売り上げが増えないと成長しませんし、従業員を養うこともできません。

どの社長も売上アップの方法、機会、新商品、新サービスを探し続けています。

しかし売上を増加させるためには、どうしても資金が必要になります。

ネットで集客しようとしても、ホームページを作る費用、ホームページを上位に表示させるための広告費、SEO対策の費用がかかります。

販売業では、当然、まず仕入れが発生し、在庫を抱えて、販売代金は後から入っていきます。そのための運転資金は必ず必要になります。

不足する運転資金を自己資金で賄えれば問題ありませんが、ほとんどの企業は銀行借入金で賄っています。

資金が枯渇した時点で会社は存続できなくなりますから銀行との付き合いは非常に重要です。

売上が順調に増えてくると、今度は人が足りなくなります。

販売する人、営業する人、業務をこなす人。

次のステージは組織の問題です。

ほとんどの社長が、自分の代わりになるような右腕的な人材が欲しいといいます。

しかし、中小零細企業でいきなり人材が入社してくることは、まずありえません。

普通の人を採用して、教育して育てていく以外に方法はありません。

組織作りに失敗してなかなか成長できない会社をたくさん見てきました。

組織の問題も解決してそこそこ成功したころにやってくるのが世代交代の問題です。

中小企業の7割が後継者がいないといわれています。

中小企業白書では、次々に訪れる問題や課題を克服しつつ自己変革を遂げ、躍動する中小企業の取り組みを紹介しています。

私ども事務所では、少しでもこのような課題に取り組む中小企業の助けになりたいと思っております。

その取り組みの一つとして毎月セミナーを開催し、「売上」「お金」「組織」の課題解決のヒントとなるような情報を提供していきます。

ご都合のつく方はふるってご参加ください。

今日も読んで頂いてありがとうございました。

 

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