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銀座で考えたこと

2014.06.11
| ビジネス

起業家支援に命を懸ける会計士の梅川です。

先日、久しぶりに銀座で友達と食事をしました。

銀座は私にとって思い出深い街です。

私は、銀行員時代、銀行の銀座支店で営業をしていました。

私のお客様は、ほとんどクラブ、料亭のママさん、そして不動産屋の社長でした。

時代は80年代後半のバブル絶頂期。

私の仕事は、今ではありえないようなゴルフ場開発資金の融資やクラブの開業資金の融資案件の担当。

毎晩のように銀座で接待を受けていたことを、今では夢の中の出来事のように思い出されます。

ある意味、私の世代がバブルを経験し、その恩恵を受けた最後の世代といえるかもしれません。

人間の価値観や行動パターンは、育った社会環境の影響を強く受けるようです。

古くは、明治の文明開化の黎明期に育った世代、大正デモクラシーの世代、そして第二次世界大戦を経験した世代。

現代でいえば、団塊の世代、団塊ジュニア世代。

それぞれが独特の価値観を持っています。

そして、どの時代でも、必ず言われるのが「今時の若者はなっていない」の一言。

平安時代の文献にも出てくるそうなので昔から言われ続けていることで、特別なことではありません。

私の事務所に今年入った新人さんは、新卒なので実はバブル期を全く知りません。

彼女が生まれた年に、バブルの崩壊が始まり、株価も地下も下落の一途をたどりました。

彼女は生まれてからこの方、ずっとデフレ、低成長あるいはマイナス成長の社会しか経験したことがありません

いわば「デフレ世代」です。

今、大卒の多くは有名な大手企業への就職や公務員、資格試験を目指しています。

大学時代から起業を考える若者は少ないのが現状です。

一言でいえば、安定志向、保守的です。

確かに大学が主導したベンチャービジネスの90%以上が失敗に終わっているのを目の当たりにすれば致し方ないことかもしれません。

しかし、デフレ、低成長の社会しか知らない若者にリスクを恐れずに夢の実現に向けて頑張ろうといってもイメージできないのは無理もありません。

確かにこれから7年、オリンピック景気が続くかもしれません。

しかし、中国の例をみてもオリンピックが終われば夢も終わりです。

そんな中でも起業し頑張っている若者を見ると、私は無条件に応援したくなります。

大した経験ではありませんが、失敗を含め自分が経験から得られた知恵、知識を少しでも若者たちに伝承したい。

自分たちの手で再び活力ある日本を築く手助けをしたい。

実は、銀座で食事をしながら団塊ジュニアである友人とそのような会話をしておりました。


今日も読んで頂いてありがとうございました。

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