中小企業・起業家をとことんサポートする 梅川公認会計士事務所

  • トップ
  • サービス
  • 料金
  • お客様の声
  • よくある質問
  • お問い合わせ

HOME > ビジネス > 日本の自動車業界は。

日本の自動車業界は。

2014.06.28
| ビジネス

起業家支援に命を懸ける会計士の梅川です。

先日、東京モーターショーに行ってきました。

私は、大学生時代から通算で30年以上、ショーは隔年開催ですからおそらく17回連続で見に行っています

毎回各メーカーのブースでパンフレットを収集していますが、すでに段ボール箱に数箱たまっており妻から処分するように迫られています。

それはさておき、モーターショーは少なからずその時代の世相を反映します。

かつてバブル期以前のモーターショーは、まさにショー。

空を飛んでそのまま宇宙まで行ってしまいそうなショーカーが展示され、綺麗なショーガールがわんさかいたものです。

それがいつしか、発売を前提にした新車のお披露目になり、かつての派手さはすっかり姿を消してしまいました。

最悪は、6年前のリーマンショックの時のモーターショー。

まるでお通夜でした。

外国車は出展を控え、ブースは軒並み姿を消し、国産車ブースもコンセプトカーの出展はなくもちろんショーガールもいなくなりました。

今年はと言えば、かなり盛況だったように思います。

特にドイツ御三家(ベンツ、BMW、アウディ)のブースはかなりの人だかり。

国産車のブースはと言えば、ハイブリッドカーなどのエコカーと軽自動車がかなり幅を利かせていました。

世相とは言え、車好きの私としては物足りなさを感じます。

日本の自動車販売台数は、かつてリーマンショック前は年間300万台を超えていましたが、3.11の2年前には200万台を下回るまで落ち込みました。

その後、エコカー補助金のおかげもあって、省燃費カーと軽自動車中心に売り上げは回復しています。

しかし、売れ筋の車はかつてとは全く違います。

とにかく若い世代が車を買わない。

若い世代が好みそうな、かっこいいクーペやスポーツカーが売れません。

なぜか。

確かに、最近の草食男子にはデートカーという発想が無いのかもしれません

しかし、自動車は維持費が高すぎます。

新車を買うと、自動車取得税、自動車税、重量税、自賠責保険、消費税、覚えきれないほどの税金がたくさん取られます。

しかも購入後には定期的に車検があります。この費用がばかにならない。

民主党が無料化を打ち出した高速道路もまた有料に戻るようです。

高いガソリンは、税金の塊です。

かつて自動車は、贅沢品とみなされて高い税金を課されていました。

ところが今、自動車を贅沢品ではありません。

日本経済活性化のためにもたくさん売れてもらわなければ困ります

それも比較的所得の低い若い世代に買ってもらわなければなりません。

そのためには、税金や車検制度を含めた抜本的な改革が必要です。

今日も読んでいただいてありがとうございました。

◆◆◆梅川公認会計士・税理士事務所◆◆◆

Q-TAX 飯田橋東口店
http://iidabashihigashiguchi.q-tax.jp/

千代田区 経理&記帳代行センター
http://www.umegawa.com/

Facebook
http://www.facebook.com/?ref=tn_tnmn#!/koichiro.umegawa

ご相談・お問い合わせは0120-371-910 [店舗番号 1633] 受付時間 9:30~17:30 些細なことでも気兼ねなくお電話ください。

些細なことでも気兼ねなくお電話ください。「はい、Q-TAX 飯田橋東口店です」と電話を取ります。
その後に「ホームページを見て」と言っていただけるとスムーズにご対応できます。

メールでのご相談はこちら