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会計事務所との付き合い方

2014.05.25
| ビジネス

起業家支援に命を燃やす会計士の梅川です。

会計事務所の使命とは何か。

13年前の開業以来常に考えてきたことです。

もちろん、会計帳簿を作成して決算申告を行い税金の計算をする。

そのために巡回監査を行い適正な決算書の作成の手助けをする。

あるいは、記帳代行を行い会社行う経理事務の代行を行う。

これも大切な会計事務所の基幹業務であると思っています。

ただし、この業務には大した付加価値はありませんから、なるべく正確かつ安価にサービスを提供することが重要であると考えています。

私は、10年以上前に「10億円を目指す会計事務所」を標榜してホームページでも10億円を目指すやる気のある経営者を集めました。

私は、しっかりと作りこんだ経営計画と月次決算、いわゆるPDCAサイクルを実行すれば会社は必ず成長すると信じています。

その考えは今でも全く変わりありません。

しかし当時、私とお客様であった経営者の間で温度差があったのは否めません。

私が当時理想の経営者と想定していたのは京セラの稲盛会長です。

稲盛会長は経営者としての精神論もかなり論じておられますが、実は若いころから数字に基づく経営を実践してきた経営者です。

それも相当に厳密かつ細やかな管理会計です。

私は、経営者たる者、絶対に数字に強くなければ経営を語る資格なしと信じています。

10年前から、10億円を目指す会社を支援し、どんぶり勘定だった経理をシステムの導入などを通じて確実に月次決算ができる体制づくりを行ってきました。

経営者の方々からはそれなりに感謝されました。

しかし、その先がうまくいかなかった。

結局、事業計画も月次決算も経営のためのツールでしかありません。

せっかく翌月5日以内に月次決算書を作っても、それを眺めて「黒字でよかった。」「赤字で残念でした。」と言っているだけでは会社の成長はできません。

ゴールは何か。

ゴールに到達するため、今やるべきことを確認して、それを実行していくこと。

私は、会計事務所の役割は、社長を行動に駆り立てること、背中を押すことだと今は思っています。

会計事務所には陥るわながあります。

かつての私の事務所もそうでしたが、毎月お客様を訪問した際に、会計・税務の専門家として決算書の説明をしてしまいます。

どうしたら税務上の否認を回避できるか、あるいは決算書を分析して問題点を指摘します。

しかし、そのような説明は意味ありません。

結局、マンネリとなり経理のチェックだけで終わってしまいました。

反省の結果、今では私は決算書の説明はしません。

社長に説明してもらうようにしています。

会計事務所の社会的使命は、節税を提案することではありません。

いかに永続的に利益を出し続けることができるよう導くことだと信じています。

今後、セミナーや研修会を通じて、どのようにしたら100年永続できる企業を作ることができるかを勉強していきたいと思います。

今日も読んで頂いてありがとうございました。

 

◆◆◆梅川公認会計士・税理士事務所◆◆◆

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