中小企業・起業家をとことんサポートする 梅川公認会計士事務所

起業家支援に命を燃やす会計士の梅川です。

「打つ手は無限。」

私はこのことばが大好きです。

社長専門の著名なコンサルタントの牟田學さんの著書名でもあります。

本の内容は、大変申し訳ないことにあまり覚えていません。

しかし、「打つ手は無限。」という言葉は私にとってキーワードです。

事業家は、事業を継続的に成長させ、家族を養い、従業員を養うために、自らの夢を実現するために常に挑戦しなければなりません。

経営者は誰でも経験しますが、事業は山あり谷ありです。

私事で大変恐縮ですが、私も独立開業して、スタッフに恵まれ、ホームページを作る業者さんに恵まれ、さまざまな偶然から数年で売上一億円を超えその後も成長を続け、従業員もマックスで14名になりました。

それが、ある優秀なスタッフの退職を契機に、あれよあれよという間にお客様が離れていき、最後まで頑張ってくれたスタッフが優秀な部下と優良なお客様を引き連れて独立してしまいました。

本来、地道な商売の会計事務所ではあり得ないことですが、売上がピークの三分の一、従業員も3名になってしまいました。

地獄のふたを開けた気分です。

しかし、私の頭には、「打つ手は無限。」の言葉が響いていました。

絶対に復活する。そのためには手段は択ばない。

おかげさまで、様々な方がたの協力のもと売上もほぼ50％以上は回復。今はスタッフも6名そのほか外注社員も協力してくれています。

お客様の事業計画作成のお手伝いをするときも、目標利益達成のための手段は5つ以上考えてくださいと申し上げています。

成功への道筋を見つけるのは並大抵ではありません。

ホームページ一つをとってもある程度反響のあるものを作るためには、試行錯誤の繰り返し、最低でも半年1年はかかります。

それでも、いつ何時お問い合わせがピッタリと止まるかもしれません。

実際私も経験しました。

牟田學さんは、私が尊敬する実業家であり経営コンサルタントです。

牟田學さんが主宰する日本経営合理化協会から出版されている中村天風さんの本もすべて読みました。

その牟田さんの「打つ手は無限」に出てくることばで私がノートに書き写して、繰り返し眺めて自分を鼓舞している詩は次の通りです。

素晴らしい名画よりも、とても素敵な宝石よりも
もっともっと大切なものを私はもっている
どんな時でも、どんな苦しい場面でも、愚痴を言わない
参ったと泣き言を言わない

なにか方法はないだろうか、なにか方法はあるはずだ
周囲を見渡してみよう
いろんな角度から眺めてみよう
人の知恵も借りてみよう
必ず何とかなるものである
なぜなら打つ手は常に無限であるからだ

（牟田學「打つ手は無限」サンマーク出版より）
今日も読んで頂いてありがとうございました。

 

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